環境に優しい洗剤として、重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダなどがよく知られています。
100円ショップでも何種類もの商品がありますね。
ダイソーで容量や商品のタイプを調べてみました。
メーカー別の商品のタイプ
ダイソー
液体タイプのものはダイソーのものだけでした。
スプレーボトルタイプ、スプレーボトル用の詰め替え、粉末状のものがあります。
ボトルタイプの容量は重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダいずれも280ml。
詰め替え用の容量はいずれも500ml。
粉末は、重曹360g、クエン酸210g、セスキ炭酸ソーダ230g。
重曹のみ別のシリーズで500gのものがありました。
BITO CORPORATION
粉末のみで、クエン酸200g、セスキ炭酸ソーダ220g。
紀陽除虫菊
粉末のみで、重曹240g、クエン酸200g、セスキ炭酸ソーダ220g。
粉末からスプレー液を作る場合の分量は?
ダイソー:クエン酸は水200mlに対して5g、セスキ炭酸ソーダは水は水500mlに対して5g。
BITO CORPORETION:クエン酸、セスキいずれも水500mlに対して5g。
とパッケージに記載があり、メーカーによって推奨される分量が違うようです。
重曹のついてはパッケージに記載がないのですが500mlに対して小さじ2弱でスプレー液ができます。
100均ショップなどで販売されているスプレーボトルになどに入れて使いましょう。
作ったスプレー液は1週間以内に使ってください。
スプレー液を使った掃除の仕方は?どんな汚れが得意?
重曹
重曹は炭酸水素ナトリウム。自然界に存在する物質で、水を汚しません。弱アルカリ性で、油汚れを落とすために使います。
冷蔵庫、電子レンジの庫内に吹きかけ、乾いた布で拭き取ります。
カーペットに吹きかけ、乾いたタオルで拭き取ります。
キッチンの三角コーナーなどぬめりが気になるところに吹きかけて洗うとスッキリ。
カーテン、衣類などに適量を吹きかけることによって消臭に使えます。
クエン酸
クエン酸は柑橘類などに含まれる成分です。こちらも自然界に存在する成分です。酸性で、水あかやせっけんかすなどアルカリ性の汚れに使います。
キッチン、浴室などの水あか汚れに吹きかけて、スポンジでこすって落とします。
雑巾にスプレーすることで、トイレタンクの水受け、トイレの床、壁、便器、便座の拭き掃除に使えます。
セスキ炭酸ソーダ
こちらも自然界に存在する成分で、トロナセスキ鉱石を精製したものです。アルカリ性で、油汚れを落とすために使います。アルカリ度が重曹よりも高いため、汚れはよく落ちますが肌荒れを起こすことがあるので手袋を使用したほうが安心です。
水拭きでは落としきれないフローリングの汚れにスプレーして拭き取り、すぐに乾拭きします。(無垢材、生木など素材によっては不向きなことがあるので隅でテストがおすすめです)
風呂場の壁やタイルの目地に吹きかけ、10分放置してからスポンジでこすり、シャワーで洗い流します。
換気扇、コンロ周りなどに吹きかけ、10分放置してから、キッチンペーパーなどで拭き取ります。
窓は、セスキ水を雑巾にスプレーして拭き、乾いた雑巾で水気を拭き取ります。、
ドアノブや壁紙の汚れは、セスキ水を雑巾にスプレーして拭き、固く絞った雑巾で拭き取ります。(壁は素材によっては適さない場合もあるので目立たないところで試し拭きがおすすめです)
まとめ
100均ショップで販売されている重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダで家の中の様々な場所のお掃除ができますね。アルカリ性には酸性、酸性にはアルカリ性のものを使うことで中和させて汚れを落とします。成分は環境に優しいです。ボトルタイプのものは気軽に使えますし、粉末のものでスプレー液を作ればコスパがよいですし、スプレー液を作る以外につけ置きにも使えます。場所別にいろんな洗剤を買わなくても、この3種類でほぼOKですね。ぜひお近くの100円ショップで探してみてください。
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